コトブキヤより発売のフレームアームズ・ガール FA:G 轟雷の製作記事の4回目。
今回は太もも辺りから膝関節部分の加工について書いていきます。
FA:G 轟雷の足の加工1
アニメではボディスーツと言われていた部分です。
前回のスティレットを完成後にポーズを取らせていたところ、太もも上部分がここと干渉して塗装が削れてしまいました。
普段は見えない部分なので気になりませんが、今回の轟雷でも同じ轍を踏みたくないので、写真で赤い線を引いた太もものパーツを差し込む部分の内側をアートナイフでカンナ掛けを行いました。
太もものボールジョイント受けの部分です。
ここには肉抜き穴があるためにボールジョイントが当たる部分が少なく、そのせいで保持力がよろしくありません。
そこで、ゼリー状の瞬間接着剤を流し込んで隙間を埋め、保持力を向上させました。
まず、上の写真の様にボールジョイント受けの上下にある隙間にゼリー状の瞬間接着剤を流し込みます。
駄目にしてもいい、太ももに入れるボールジョイントを3㎜プラ棒に差し、瞬間接着剤の硬化スプレーを全体に吹きます。
それを先ほどゼリー状の瞬間接着剤を流したボールジョイント受けに押し付けます。
軽く押し当てるとゼリー状が厚めに硬化してしまい、組み立て後にボールジョイントが入らなくなるので、力を入れて押し当てました。
硬化を待ってボールジョイントを剥がし、反対側にも同じ作業を行いました。
前後のパーツを仮組みして、ボールジョイントが入ることを確認してから太もものパーツを接着。
硬化している瞬間接着剤が分かるかと思います。
後、ボールジョイント受けの一番外側はボールジョイントが抜けないように、径がボールジョイントより小さくなっているようです。
これがあるので、ボールジョイントを抜き差しするとボールジョイントが傷つきます。
なので、アートナイフで内側を少し削りました。
膝関節部分です。
ここは後ハメ加工を行うと加工跡が目立ったり、強度が下がるので嫌ですが、挟み込んでしまいました。
膝関節のパーツと太もも側の間に隙間が無いので、削りこんでクリアランスを確保しました。
まず、膝関節から加工します。
太もも側は削ってクリアランスを確保するスペースが無いので、関節の左右を削ってクリアランスを確保しました。
幅はだいたい5.7㎜くらいなので、左右ともに0.2㎜位削りました。
多少隙間が広くなりますが、塗装して隙間が狭くなるので気にしないで作業を進めます。
太もも側の膝関節パーツです。
膝関節上にある壁を削り、膝関節が当たらないようにしました。
ここは手作業で加工するのは大変なので、ルーターを使用して削ってあります。
両方とも加工が終了したら仮組みして、問題なければ接着を行います。
最近気が付いたのですが、流し込みタイプの接着剤で接着した部分が経年とともに引けてくることがありました。
そこで、サークルメンバーにアドバイスを受け、瞬間接着剤で接着してみることにしました。
接着面は両方とも180番の紙やすりで軽く削ってあります。
爪楊枝を使用して写真の様に黒い瞬間接着剤を接着面に付けます。
すぐにパーツを力の限り合わせ、その後はホビー用のクリップに挟んでから瞬間接着剤の硬化スプレーを外側に吹きました。
パーツの合わせ目から外に黒い瞬間接着剤が出ていない部分もあったので、もう少し接着面に塗ってパーツを合わせればよかったです。
出来てしまった隙間には黒い瞬間接着剤を流し込んで硬化スプレーを吹きました。
硬化後にはみ出た黒い瞬間接着剤を削って表面をならして作業を終えました。
後、行った作業として、肉抜き穴があちこちにあったので、目立たない足の裏などを除きエポキシパテで埋めました。
コトブキヤ フレームアームズ・ガール 迅雷 Indigo Ver.
『人気ブログランキング』に参加しています。
ポチッとクリック頂ければ励みになります。
人気ブログランキングへ
コメント