30MS リシェッタ 製作13(股関節の加工)

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バンダイスピリッツより発売された『30 MINUTES SISTERS』30MS SIS-G00 リシェッタ[カラーA]の製作記事です。

リシェッタを組んでいろいろポーズを取らせていると分かりますが、太ももはある程度までしか閉じることができず、クロス立ちなどの立たせ方ができません。

2022年5月発売のアルカ=カルティー、オプションボディパーツ5の太ももはアップデートされ、可動範囲が広がっているようです。

今回はリシェッタの股関節部分を加工し、クロス立ちなどができるように改造した方法を書いていきます。

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無加工のキットと比較

左のリシェッタが加工を行った後のキットです。

右は太ももがリシェッタと同じ体型である、オプションボディパーツ タイプG02[カラーC]に交換した、無加工のルルチェとの比較です。

無加工の方はこれ以上、足を閉じることができません。

ボディラインも加工後の方が滑らかだと思います。

加工方法

太ももの加工

可動範囲が改修された太ももは、関節軸下を削らなくてもスペーサーを追加するだけでクロス立ちなどができるようになりました。

スペーサーだけ追加しています。

太もも内側の関節軸下を1mm~1.5mmほど削ります。

太ももを接着する前の方が加工しやすいです。

加工後と加工前の比較です。

お尻のモールド部分に線を引いて、加工を分かりやすくしてみました。

関節軸用スペーサーの加工

現在はこちらのスペーサーを製作して、股関節の軸と太ももの間に入れるだけでOKです。

30MMのオプションセットなどに付属の30MM ジョイントⅠのパーツ6を加工します。

1mm厚に輪切りにしたものを2つ用意します。

左右切り欠いているのは、太ももの関節軸の間に挟むためです。

無加工だとスムーズに可動させることができませんでした。

均一の厚さにするのが難しいので、1mmプラ板に3mm穴を開けてスペーサーを作る方がおすすめです。

1mmプラ板をスペーサーに加工

1mmプラ板は模型店や100円ショップ セリアで販売されています。

3mmの穴を開ける工具も、模型店や100円ショップ ダイソーで販売されています。

上の写真はダイソーで販売されている「差込み式精密ドライバー」と「ジルコニウムコーティング 鉄工ドリル刃3.0mm」です。

工具のコーナーに置かれています。

ドリル刃とドライバーの持ち手を組み合わせて使用しています。

プラ板に穴を開ける際は、プラ板の下にカッターマットなどを敷いてテーブル等に穴を開けないよう対策をしましょう

カッターマットもダイソーで販売されています。

完成後は見えなくなる部分なので、3mm穴周りは雑にカットしています。

加工したパーツを股関節の軸に差し込みます。

切り欠いた部分が前後に来るようにしています。

後は加工した太ももパーツを差し込んで作業は終了です。

加工したパーツを組み込んだリシェッタ

少しの加工で大きな効果があるので、加工ができる方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

今回の記事は以上になります。

コメント

  1. miyomin より:

    へぇーと感心しながら読ませていただきました。
    品薄だったリシエッタを購入できたので、挑戦してみようと思います。

    • sigram より:

      リシェッタの購入、おめでとうございます。
      なかなか、このシリーズは購入できませんね。

      この記事が制作のお役に立てたのなら、幸いです。
      コメントありがとうございます。

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