プラモデルを製作する際、見えなくなる部分の補強に武藤商事の「プラリペア」を使用することがあります。
この商品は合成樹脂のパウダーに専用のリキッドを付けて硬化させる商品です。
乾燥後に強固になるので使用してますが、この専用リキッドは開封後に揮発していって、無くなってしまいます。
専用リキッドの代用となる商品について書いていきます。
プラリペア専用リキッドの代用について
プラリペア専用リキッドの代用について、おすすめの商品を紹介します。
プラリペアはプラスチック製品の修理に便利な商品ですが、専用リキッドは開封後に揮発しやすく、付属のパウダーを使い切れないことがあります。
内蓋が脆いだけかと思っていましたが、それだけではなかったようです。
密閉できる容器に移し替えてもダメでした。
そこで、100円ショップで販売されている「スカルプチュア・3Dアート用リキッド」と「アクリルパウダー」を使ってみました。
これらの商品はネイルアート向けの商品ですが、プラリペアと同じようにパウダーにリキッドを付けて硬化させることができます。
硬化後の色は白くなりますが硬さはほとんど変わりません。
ただし、本来の目的以外での使用は自己責任でお願いします。
この方法であれば、プラリペア専用リキッドの代用として、安くて簡単にプラスチック製品の修理ができます。
スカルプチュア・3Dアート用リキッド
100円ショップ ワッツで販売されている「スカルプチュア・3Dアート用リキッド」という商品です。
キャンドゥでも販売されているようです。
ついでにこの商品とセットで使うパウダーも購入。
「アクリルパウダー ホワイト」という商品です。
これとは別にクリアーのアクリルパウダーもあります。
2つのパウダーの比較
プラリペア用の容器にアクリルリキッドを入れ、それぞれのパウダーを使って硬化させてみました。
アクリルパウダーは容器一杯に入っていますので、開封する際に注意が必要です。
上がアクリルパウダー、下がプラリペアのパウダーを硬化させたものです。
アクリルパウダーの方が白く、プラリペアの方は多少透明感のある塊になりました。
硬化時間や硬化後の硬さに、大きな違いはないように思えました。
アクリルリキッドとプラリペア用の粉を混合して、プラ板に接着したプラ関節の補強に使ってみました。
乾燥後はしっかりプラ関節とプラ板を固定していました。
結論
ワッツの2つの商品があれば、プラリペアの代用は可能だと思います。
ただ、ワッツの商品裏には本来の目的以外での使用はやめてと注意書きがあるので、自己責任で使うことにします。
ワッツ通販サイトへのリンク
送料は1回のご注文につき、全国一律税込770円(北海道、沖縄県は1,540円)
また、プラリペア付属の容器はリキッドとパウダーを混ぜ、混合物を使う場所に置くのに便利なので、この容器を持っていない方は購入をお勧めします。
スポイトは100円ショップの手芸コーナーに置かれているもので代用できるかと。
今回の記事は以上になります。
コメント
ベビーパウダー(またはタルク)に瞬間接着剤を混ぜるとちょうどいい堅さになるので一部モデラーに接着剤やパテとして流行しているようです。
ちなみに瞬間接着剤をエポキシ接着剤に変更するととんでもなく頑丈になります。
Mr.SSP 瞬間接着パテの代用にできる組み合わせでしたか?
肉抜き穴を埋めるのに便利そうなので、今度試してみようと思います。