30MS用のリニアシート風コックピットシートを、30MMのパーツを使用して製作しました。
このままでもよかったのですが、リニアシートには全天周囲モニターが必要だと思い、それらしいものを製作しました。
使用したもの
東急ハンズ「プラスチックBOX 球体 クリア 径170mm」
取っ手のついていない球体で一番大きいサイズがこれだったため、購入。
半球2つを凹凸の先端を合わせて球体にします。
リニアシートがこの中に多分入るだろうと、現物合わせをするつもりでした。
ダメなら、シート下の台座を球体に合わせて新造して何とかシートを球体内に入れるつもりでした。
現物合わせしてみた結果、ピッタリ入りました。
シート下の台座が問題なく収まったので、ここに接続軸を追加して球体と接続していきます。
セリア「フォトフレーム丸型」
球体が転がらないように、リング状の台座が必要となりました。
いろいろ検索して、100円ショップ セリアで販売されているこの商品を購入。
購入して気が付いたのですが、素材がポリプロピレンでした。
それぞれ、このままでは使用できないので、加工を行いました。
全周囲モニターの製作
まず、球体とフォトフレームがフィットするか確認。
シンデレラフィットでした。
このままフォトフレームを使用することに決め、フォトフレーム裏面のパーツを新造して球体とリニアシートを繋ぐことにしました。
球体の加工
半球の頂点にゲートのようなものがあります。
ここに3mm穴を開ければ、真下から3mm軸でフォトフレーム、球体、リニアシートを接続できます。
ケガキ針で当たりを付け、1~3mmのピンバイスで慎重に穴を開けました。
大体狙った場所に穴を開けることができました。
一発勝負なので、かなり緊張しました。
球体の加工は以上です。
フォトフレームの加工
裏面パーツはネジ以外が使えないので、1mmプラ板で自作。
100円ショップで購入したコンパスカッターで円状に切り出し。
四隅の穴は1mmピンバイスで開けてから、ネジの大きさ接続穴の位置に合わせてアートナイフで広げていきました。
固定は付属のネジで固定します。
ひっくり返すとこんな感じです。
このフォトフレームを使った別の工作にも使えそうです。
中央の3mm穴の上に同じく3mm穴を開けた2mm厚のプラ板を接着。
3mm軸がぐらつかないようの補強です。
これ以上厚くすると、球体に接触してしまうので、2mmまでしか増やすことができませんでした。
3mm軸は30MM ジョイント1の①を節2つにして、少し削っています。
球体の重みに負けないよう、フォトフレームの支柱に合わせてプラ板側に土台を設置。
1.75mm分の厚みだったと思います。
フォトフレームの加工は以上です。
リニアシートにパーツの追加
リニアシートは手を加えず、追加でジョイントパーツを付けて対応しました。
30MM 1/144 拠点攻撃用オプションアーマー付属のジョイントと30MM ジョイント1のパーツを使用しました。
茶色いジョイントに接着したのは30MM ジョイント1の⑧を加工したものです。
フォトフレームから出ている3mm棒にリニアシートをしっかり固定したく、ラビオットのジョイントに追加して、3mm穴を深くしました。
リニアシートの土台に干渉しないよう前後は切り欠き、左右は3mm棒を抜き差しする際に取れないよう、プラ板を接着して補強しました。
これらを下の写真の位置に接続。
3mm棒の節は球体内で安定して置くためです。
これが無いと、組み立てたものを動かす際にシートが左右にぐらついて安定性がありませんでした。
リニアシートに追加するパーツは以上です。
パーツの組み立て
3つのパーツを接続すると下の写真のようになります。
フォトフレームの金色が雑に塗装されているので、リペイントしようと材質を確認したところ、ポリプロピレンでした。
ラッカー用の塗料は塗装しても乾燥後にペリペリ剥がれてしまうようなので、いくつか手順を踏んで塗装しようと思います。
今回の記事は以上になります。
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