30MS リシェッタ 製作7(胴体の加工方法|塗装剥がれを防ぐクリアランス調整も解説)

バンダイスピリッツより発売された『30 MINUTES SISTERS』30MS SIS-G00 リシェッタ[カラーA]をMS少女に改造中です。

30MS リシェッタを塗装仕上げする際、悩みのタネとなるのが胴体パーツの可動部で発生する塗装の剥がれです。
せっかく丁寧に塗装しても、組み立て時やポーズ変更で擦れてしまうと台無しですよね。
本記事では、胴体を後ハメ加工して塗装後でもスマートに組み立てられる方法を詳しく解説。
さらに、可動部の塗装剥がれを防ぐためのクリアランス確保テクニックも紹介します。
リシェッタを美しく仕上げたい塗装派モデラー必見の内容です。同じボディパーツを使用しているアルカ=カルティーにも応用の効く内容となっています。

目次

肩関節受けの後ハメ加工

ここはおおやさん(模型YouTube)様の後ハメ加工を参考にしました。

https://twitter.com/oyasan1224/status/1434106494232850437?s=20

パーツB1はボールジョイントを斜めに平行になる様にカット。

パーツB6はボールジョイントが入る部分の1段高いところをハの字に切り欠きました。

それだけだと関節パーツが入れづらかったので、青い丸で囲ったボールジョイント受けの縁も削りました。

関節ががたつきますので、完成させて組むときにマットバーニッシュを流して関節を固くします。

関節を胴体から外すときは、切り出したランナーやプラ棒などを使うと外しやすいです。

下の写真では3mmプラ棒を使用しています。

胸部背中のお腹のパーツが入る部分のクリアランスが狭いと感じたので、赤い線を引いた部分を削りました。

お腹の加工

お腹のパーツの穴を繋ぐと可動範囲が広がります。

自己責任でお願いしますと公式からの発表でした。

問題ないだろうと穴を繋ぐ加工を行いました。

可動させてみるとお腹と腰の間に大きい隙間ができてしまいました。

ポージングする際はここが見えないようにしたほうがよさそうです。

腰の加工

腰を左右に振ると、腰左右の黄色いパーツとお腹のパーツとの隙間があまりありません。

黄色いパーツの内側の縁を上から下に斜めに削って、お腹のパーツとのクリアランスを確保しました。

加工後はパーツ同士が当たらないくらいの隙間ができました。

まとめ

リシェッタの胴体は可動範囲が広く、その分だけ塗装剥がれが起きやすい構造です。
後ハメ加工によって塗装後の組み立てが容易になり、塗膜を傷つけずに完成度を高められます。
また、可動部のクリアランスをしっかり確保すれば、動かしても塗料の剥がれを最小限に抑えることが可能。
丁寧なひと手間が、リシェッタを“見せられる完成品”に変える大きなポイントになります。

今回の記事は以上になります。

腰のパーツを削るのに使用。取扱注意

刃物では削りにくいところに使用

30MS リシェッタの製作記事8はこちら!

あわせて読みたい
30MS リシェッタ 製作8(脚部の加工) バンダイスピリッツより発売された『30 MINUTES SISTERS』30MS SIS-G00 リシェッタ[カラーA]をMS少女に改造中です。 30MS リシェッタの太ももパーツは、分割ラインが目...

ランキングに参加中。応援お願いします!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次