以前記事にした九七式艦上攻撃機は防風のマスキングを行えば塗装に入れるまで進んでいます。
フジミ 1/72 九六式艦上戦闘機4号蒼龍戦闘機隊のキットを製作・完成させました。
操縦席が丸見えなので、『和巧 Feeling Part 1/72 日本軍機シートベルト』紙製のシートベルトを使い、ディテールアップしました。
最近発売されたMr.HOBBYのMr.セメントSP(スーパーパワー)を購入しました。
他のメーカーの速乾性の接着剤は乾燥後、接着面にヒケが出来てしまい、塗装後に気が付いて後の祭りになったことがありました。
この接着剤ではヒケが出来るか試してみたかったので、九七式艦上攻撃機より先に完成させてしまいました。
結論から言えばヒケは出来ていませんでした。
その代わり、ほかの速乾性の接着剤より早く乾燥している感じなので、主翼など接着面積が多いパーツはあわてて接着を行いました。
ヒケが出来ていないので、これは使える接着剤だと思います。
ここから九六式艦上戦闘機の製作記事を書いていきます。
九六式艦上戦闘機の製作記事
九六式艦上戦闘機の操縦席は剥き出しのため、キットのまま製作すると物足りなく感じたのでシートベルトを操縦席に接着しました。
使用したのは以前使用した『和巧 Feeling Part 1/72 日本軍機シートベルト』紙製のシートベルトです。
金具の部分にスターブライトシルバーを筆塗して、ゼリー状の瞬間接着剤で強引に操縦席に接着しました。
主翼に胴体のパーツを取り付ける前の状態です。
操縦席下の部分も塗装しておかないと完成後に見えてしまうので、大雑把に筆塗を行いました。
この段階で操縦席周りはつや消しクリアーまで塗装し終えてあります。
胴体接着後の写真です。
操縦席が丸見えなので、ディテールアップしておいて正解でした。
水平尾翼を取り付けて、尾翼の赤から塗装を始めました。
エンジンやエンジンカウルは完成後に接着するので、この時点では取り付けていません。
エンジンカウル内のエンジン固定位置の凸部分は、後方を削って後ハメ加工を行いました。
後、水平尾翼のアンテナを取り付ける位置に0.3㎜ピンバイスで穴を開け、メタルリギングを差し込む穴を開けています。
尾翼の赤と操縦席のマスキングを行い、本体色を塗装しました。
操縦席は操縦桿を折らないようにテッシュペーパーを詰めて、隙間はマスキングテープを貼ってマスキングしました。
このキット…というより、空母蒼龍戦闘機隊 羽切松雄1等空兵曹仕様の九六式艦上戦闘機を製作する際の最大の問題点がラインデカールです。
どれもこれも長すぎで説明書の位置通りにデカールを貼ることが出来ません。
また、主翼下のラインデカールは主脚を接着する前に貼るようになっているので、注意が必要です。
主翼のラインデカールは下から貼って、それに上のラインデカールを合わせた方が失敗しないと思います。
長すぎるラインデカールは現物合わせて切って長さを調整しました。
クリアーコート前のキットです。
これプロペラ等の接着はつや消しのクリアーを吹いてからです。
本体の持ち手は増槽を取り付けるために開けた1㎜の穴2つに、1㎜の真鍮線を割り箸で固定した治具を使いました。
汚しはいつも通り、タミヤ スミ入れ塗料(ダークブラウン)を使ってウォッシング。
ふき取り後、つや消しクリアーを吹いてトップコートし、パーツを組み立て、アンテナをメタルリギング0.3号を使って再現して完成させました。
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