バンダイスピリッツより発売のHG アルトアイゼンをゲート処理しつつ、組みました。
今回はこのキットで気になった部分を書いていきます。
HG アルトアイゼンのサイズ
EG ガンダムと並べてみました。

このキットにはスケール表記がありません。
ガンダムと比較してみて大きさ的に1/144くらいだと思います。
ガンダム 18m、アルトアイゼン 22.2m
頭部で気になる部分
- 側頭部アンテナ基部
側頭部アンテナ基部に本来存在しない支柱があります。
ここは削って無くします。

- 顎パーツ
個人的に下の写真で青丸で囲った部分の出っ張りが気に入りません。
顎が四角く見えてしまいます。
ここも削って、顎をシャープにします。

- 側頭部アンテナ内側
側頭部アンテナの内側に凸があります。
ここは埋めるべきですが、そのままでもいいような気がします。

胴体で気になる部分
- 側面のパーツの合わせ目
このキットは挟み込むパーツが多く、接着してしまうと塗装の際にマスキング作業が増えてしまいます。
バックパックの上下パーツは接着して、それ以外の合わせ目は段落ちモールドにしようと思います。

- 胴体内の関節
前屈みなポーズを取れるように関節が構成されています。
しかし、重量のある上半身を支えることができず、保持力がありません。
マットバーニッシュなどで補強したほうがよさそうです。

腰で気になった部分
- 腰サイドアーマーの3mm穴
腰サイドアーマーに設定にない3mm穴が設置されています。
何か取り付ける予定が無いので、塞いでしまいます。

- 腰リアアーマー内部
こちらにもキット付属のアクションベースを接続するための四角い穴があります。
見てくれが悪いので、アクションベースを使わなければ削ってしまってもよさそうです。

腰基部パーツの中が伽藍洞なので、基部の中にプラ板を積層して、ガンプラでよくあるように下に3mm穴を開けるのもよさそうです。

腕部で気になった部分
- 関節の挟み込み
手足の関節は挟み込み仕様で、上腕などを接着してパーツの合わせ目を消そうとすると、取り外し不可能になります。
上腕部はパーツの合わせ目の反対側にモールドを彫り、左右対称になるようにする予定。
前腕部はモナカ割りで、中央に合わせ目があります。
ここは、黒い肘関節を挟んで接着してしようと思います。

- 右手首近くの白いパーツ
下の写真で取り外してある白い円柱状のハーツ。
これの接続軸が緩く、ポロポロ取れてしまいます。
小さいパーツなので、無くさないように完成後が接着します。

- ハンドパーツ
一目でわかるバンダイ製のハンドパーツです。
アルトアイゼンには基本、手持ち武器が無いので武器持ち手より握りこぶしを付けて欲しかったです。
手の甲をプラ板で延長して、武器の持ち手を通す穴を隠すか何かします。

脚部で気になった部分
- パーツの構成
ここもパーツが挟み込みで、塗装後に組み立てることができません。
ガンプラで培ったノウハウはどこに行ったんですか…

合わせ目を消すには、膝と足首の関節部分のクリアランスを確保して太ももとスネを接着。
塗装の際にマスキングして色分けするしかなさそうです。

- スネ後ろのダクト
パーツの抜きの関係から、下の写真で丸で囲った部分にスリットがありません。
ここは開口したほうがよさそうです。
コトブキヤ製のアルトアイゼンではダクト内のモールドも再現されていたので、スネのパーツ分割はコトブキヤ製の方がよかったです。

キットを組んでみて
キットを組んでみての感想ですが、対象年齢が15歳以上になっているため、ガンプラのアンテナ等にあるフラッグが無いため、ヒートホーンやステークなどシャープな出来です。
ガンプラを多く組んだ経験から、なんでこんなパーツ構成になっているのか頭をひねる部分がありました。
スパロボシリーズを重ねるごとに改善していってほしいところです。
組んだ後にアルトアイゼンの設定画を見てみたところ、結構形状がとこなっていることに気が付きました。
バンダイ製は大張正己アレンジだと思うことにします。
今回の記事は以上になります。
HG アルトアイゼン 製作記事2(頭部・胸部の加工)はこちら!
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