2023年10月21日発売のHG スコープドッグをパチ組みしました。
サイズが近いWave 1/35 スコープドッグと比較しながらレビューしていきます。
キット内容
ランナー7枚とシール1枚、説明書が全付属品です。
膝関節下からのパーツ部分にスイッチが入っていたり、肩アーマーが1つ別ランナーになっていたりと、バリエーション機を展開できそうな構成になっています。
ただ、わき腹のパーツ部分にはスイッチが入っていないので、出るとしたらマーシィードッグでしょうか。
レッドショルダーカスタムやターボカスタム、バーグラリードッグにはわき側面に接続する武装があります。
左側のガトリングガンは背中のミッションパックに繋がっているので、胴体の可動を殺してしまうので、今後の展開が気になります。
Wave 1/35 スコープドッグとの比較
1/35に比べ、1回り大きくなっています。
バンダイ製のスコープドッグの全高は約120mm。
スコープドッグの実際の全高は3804mmなので、大体1/32。
バンダイ製のいいと思う箇所
ターレットレンズの回転
Wave製では左右のスライドは可能でしたが、Wave製できない設定通りの回転が可能です。
首(?)の可動
スコープドッグの設定的には頭部を上下させることはできません。
このキットはボールジョイント接続により上下の可動が出来るため、見上げるような頭部の可動などが可能になっています。
引き出し関節でポージングの幅が広い
肩関節やわき腹、腰基部の引き出しにより、前屈みのヘビーマシンガン両手持ちが可能です。
アームパンチの再現
腕部の引き延ばすことにより、アームパンチの再現が可能です。
腹部フックが壊れにくい
Wave製に比べ接続部分が多いため、完成後に手に持った際にうっかり腹部フックを折ってしまう危険性が低下していると思います。
一回Wave製のフックを根元で折ってしまいました。
バンダイ製の気になる箇所
Wave製に比べ、モールドが単調
設定画に合わせているのですが、Wave製を見た後ではバンダイ製のスコープドッグはモールドが少なく感じます。
バイザー基部やアンテナ基部の形状
バイザー基部はパーツの接続部分にそこそこの隙間ができて気になります。
アンテナ基部には安全のためか、補強がされています。
バイザー周りのパーツ構成はWave製の方が好みです。
太ももの可動部分
太ももの上よりの位置に横ロールがあります。
ここに可動軸が無くても問題なく、形状がおかしいので接着してしまおうと思います。
タカラ 1/35 スコープドッグのミッションパックを取り付けられるか試してみましたが、フック間の幅が合わず取り付け不可能でした。
ちょっと加工すれば取り付け可能だと思います。
連結ディスプレイベースに入れてみて
ダイソーやセリアなど100円ショップで販売されている、山田化学の連結ディスプレイベースに入れてみました。
ヘビーマシンガンが支柱に当たるなど、1つでは手狭に感じます。
キットを触っての感想
パチ組み時間は約40分。
30MMよりは時間がかかりました。
組んでみてWave製とは違う試みで発売されたキットだと思います。
いままで入手したスコープドッグのキットではできなかった、首をぐりぐり上下に動かせるのが面白かったです。
Wave製と比べ、各パーツにボリュームがあって体格はバンダイ製が好みです。
バンダイ製にWave製のモールドがあればよりいいのですが…
価格が税込みで2750円とWave製に比べ安いため、OPのシーン再現など数を揃えたりする場合にはコスパはいいでしょう。
Wave製で発売されていないバリエーション展開(スコープドッグ30など)を期待したいところです。
バンダイキットは売れないとキット展開をすぐやめてしまうので、そこが心配です。
プレミアムバンダイで購入
HG スコープドッグ用拡張パーツセット1,2
2024年2月発送
今回の記事は以上になります。
HG スコープドッグ 製作記事はこちら!
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