ラッカー系塗料瓶を洗浄して再利用

スポンサーリンク

これまでラッカー系塗料を使用した後の塗料瓶をオレンジオイル入りの洗剤に漬けて、塗料をビンから浮かして綺麗にしていました。

すべての塗料が奇麗に剥がれず、シルバーなどのメタリック系は粒子が残ったままでした。

そこで洗浄方法を変え、使用済みのツールウォッシュを使ってビンを綺麗にしてみました。

スポンサーリンク

塗料瓶の洗浄準備

保護具

ゴーグルやマスク、耐溶剤手袋など、溶剤が飛び跳ねても大丈夫な保護具を用意。

使用済みの塗料瓶

洗浄する塗料瓶を用意します。

一度、オレンジオイル入りの洗剤で漬けた後のMr.カラーのシルバーが入っていたビンです。

多少は剥がれましたが、大部分が残っています。

廃液シンナー

エアブラシをうがいした際に出た、使用済みのツールウォッシュを1リットルくらい集めました。

塗料瓶を漬け置きする容器

パッキン付きでシンナーが零れないようになっており、蓋を密閉できるステンレス製の容器を用意しました。

中身はこの様になっています。

パッキンにシンナーが付いたところ、柔らかくなってしまいました。

耐溶剤性ではなかったかもしれません。

塗料瓶の洗浄

漬け置き開始

シンナーが飛び跳ねても大丈夫なように、ゴーグルやマスクなどをしてから作業に入ります。

容器は容量1.5リットルです。

ガイアノーツの大瓶2つ、小瓶4つ、Mr.カラーのビンが1つ入るくらいの大きさです。

そこに使用済みのツールウォッシュを入れます。

溶剤が飛び跳ねないように、慎重に溶剤を移液しました。

ガイアノーツの大瓶より上まで水位がきました。

この容器では、溶剤1リットルくらいでちょうどいいようです。

このまま1週間くらい漬けておきました。

漬け置き後、ビンの洗浄

シルバーの塗料瓶が大体塗料が溶けましたが、一部溶け切りませんでした。

先端を尖らせた竹製の割りばしで擦って塗料を落としました。

最後は未使用のツールウォッシュを含ませたキムワイプで拭いて、洗浄を終了しました。

塗料瓶を再利用するつもりがなかったので、蓋の方は捨ててしまいました。

他の塗料瓶も綺麗に洗浄。

ラベルは漬け置きしていたら簡単に剝がせることができました。

溶剤から塗料瓶を引き上げるのにトングを使用。

100円ショップで購入しました。

溶剤を濾して容器に戻す作業

使用したツールウォッシュを元の容器に戻します。

容器の口に漏斗とキッチンペーパーを置いて、濾しながら戻します。

容器が倒れないよう、周囲を固定したほうが安全なので、何かで固定しようかと思います。

濾した後のキッチンペーパーの様子です。

今回溶けたシルバーや赤の塗料が残りました。

赤い塗料は一週間ツールウォッシュに漬けても完全に溶けていません。

これは完全に乾燥させてから捨てます。

ステンレス製の容器内にも粒子が残っていました。

こちらもきれいに掃除。

使用済みのツールウォッシュは洗浄前に比べ、色が濃くなってしまいました。

砥の粉を使用すると顔料を分離できるようなので、その内試してみようと思います。

ガイアノーツの溶剤系が値上げのニュースがあったので、溶剤を再利用できるならしてみようかと。

塗料瓶の蓋も洗浄

スペアボトルを再利用しようと、2回目の洗浄は蓋も一緒に漬けてみました。

蓋もツールウォッシュに漬けて、1週間くらい放置。

洗浄後の塗料瓶と蓋

1回目の洗浄方法と同じやり方でビンを綺麗にしました。

蓋の内蓋は金属製のスケールを使い、取り外して洗浄しました。

使用した部分は丸くなっている方の先端です。

ここを蓋の内側の内蓋に引っかけ、てこの原理で内蓋を剥がしました。

蓋に微妙に色がついていたり、内蓋のスケールを引っかけた部分に多少傷がつきました。

多少の傷なので、使ってみて問題ないならこの方法で内蓋を取り外していきます。

ダメなら何かほかの手を考えます。

再利用する際、蓋が微妙に変色しているので、明るい色やクリアー系の塗料を入れるのはやめた方がよさそうです。

使うなら、黒系など多少色が混ざってもいい塗料を入れて使おうと思います。

2回洗浄後のツールウォッシュ

2回洗浄に使ったツールウォッシュは、色が濁りすぎてしまいました。

次の塗料瓶の洗浄にこのまま使用しても瓶や蓋が汚れるので、砥の粉を使ってこのツールウォッシュを濾してみようと思います。

今回の記事は以上になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました