HASEGAWAの1/72 YF-19 バトロイドを製作中、「主翼どう処理すれば…?」と悩んだ方へ。この記事では、主翼や腕関節などの後ハメ加工・補強工作を実例付きで紹介します。シリコン複製によるバイザー成形や足首の安定化も詳しく解説。安定した立ち姿と塗装しやすい分割を両立させたいモデラーにおすすめの内容です。
頭部の加工
頭部の対空レーザー砲は後ハメ加工できそうになかったので、塗装の際にマスキングを行うことにしました。
接着したのは後頭部と、顔内部の支柱。
額のクリアーパーツとそれ以外のパーツは塗装後に組み立てます。

バイザーの色が透明なのは、バイザーの色がオレンジのVF-19Aを製作したいのですが、キットにはクリアーグリーンのパーツしか付属していません。
クリアーグリーンをオレンジにするのは難しいので、シリコンとUVレジンで複製しました。

最初はおゆまるで型を作ろうとしたのですが、型取りの際におゆまるをパーツに押し付けると薄いパーツのためパーツが広がってしまい、うまく型取りができませんでした。
仕方なく、シリコンを購入して複製。
紙コップの底に両面テープでバイザーを固定し、シリコンを流し込んで型取りしました。
キットとほぼ同額かかりました。
小さいパーツを少し複製する程度の量のシリコンとレジンが販売されて欲しいところですが、利益が出ないのでしょうね。
胴体の加工
胴体のパーツはだいたいパネルラインでパーツ分割がされており、塗装後に組み立てやすい構造になっています。
接着を行ったのは首、機首、脇下の円柱状のパーツ、腰基部です。



背中のパーツ側面に目立つヒケがあります。黒い瞬間接着剤で埋めて平らにしました。

腕部の加工
肩関節と上腕の接続部分を後ハメ加工を行いました。
上腕の内側の四角い接続穴の上を切り欠きます。

保持力が落ちるので、塗装後に組み立てる際に接着します。

脚部の加工
主翼の後ハメ加工
腰の主翼は外側に来るパーツに合わせ目があるので、内側のパーツの後ハメ加工を行いました。
下の写真で線を引いた部分をカットします。

下の写真で赤丸を付けた部分の接続穴の一部を残し、後ハメした後に引っかかるようにします。

左右の違いが分からなくなるので、組立後に見えなくなる部分にL、Rと書いておきました。

足首のポリキャップについて
YF-19を組んで一番問題だと感じたのは、足首のボールジョイントががたついて安定して立たせることが難しい事でした。
ボールジョイント受けのポリキャップ周りにパテを詰めてポリキャップが動かないようにするか、腰下のベースへの接続穴からベースに繋いで安定して立たせるのがよさそうです。
足パーツの補強
足の甲つけ根の強度が弱く、組み立てた後に重みで徐々に曲がっていきそうなので、プラ板で補強しました。

VF-19Aとして完成させようとしているので、ファストパックは製作していません。
まとめ
YF-19 バトロイドは、スマートなデザインの裏で構造が繊細なキット。
特に主翼の合わせ目処理や足首の安定化が完成度を大きく左右します。
後ハメ加工と補強を丁寧に行えば、塗装後も破綻せず、自然な立ち姿に仕上がります。
完成後に塗装ハゲやぐらつきに悩まされないためにも、工作段階での調整がポイントです。
ヒケを埋めるのに使用
黒い瞬間接着剤とセットで使用
今回の記事は以上です。

