WAVE + タイタン 1/35 スコープドッグ タイプ30 製作工程と完成写真

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今回は、ウェーブ 1/35 スコープドッグ[RS適正試験使用]をベースに、ワンフェスなどでおなじみのガレージキットメーカー「タイタン」製のタイプ30 改造パーツセットを組み合わせて、スーパーロボット大戦30に登場したスコープドッグ タイプ30を製作しました。

使用したキットはどちらも2024年 11月1日(金)~11月17日(日)北千住マルイにて開催されました『装甲騎兵ボトムズ 総合模型演習 2024』で購入。

ガレキ特有の加工やパーツ精度の調整、WAVEキットとのすり合わせなど、製作には一手間かかりますが、その分だけ完成後の満足感は抜群。

この記事では、製作工程のポイントや加工テクニック、塗装レシピまで詳しくご紹介していきます。

タイプ30の重厚感や独自のシルエットを再現したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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用意したプラモデル、パーツ

WAVE 1/35 ATM-09-ST スコープドッグ[RS適正試験仕様]

タイタン スコープドッグ タイプ30改造パーツセット

HIQPARTS ハイキューパーツ ネオジム磁石 丸型 直径2mm×高さ1mm

HIQPARTS ハイキューパーツ ネオジム磁石 丸型 直径1mm×高さ1.5mm

キットに2mmのネオジム磁石は付属していますが、数が足りなかったので必要分購入しました。

離型剤落とし

レジンパーツ(3Dプリントパーツ以外)はまず、ガイアノーツのレジンウォッシュを使用して離型剤を落としました。

スコープドッグ本体の加工

タイプ30用に追加でスコープドッグ本体を加工した部分の記載していきます。

爪先に重り入れ

タイプ30 改造パーツセットの説明書内に重量の問題で後ろにコケる場合は、つま先に鉛を入れてくださいとの指示があり、その通りにしないとミッションパックが重すぎて転倒してしまいます。

そこで指示通りに重りをいれました。

使用した重りは「DUEL(デュエル) YO-ZURI(ヨーヅリ) ガン玉 8号」です。

足底のパーツに干渉しない範囲で重りを入れ、瞬間接着剤で固定しました。

パーツL7、8の接続穴に重りが入ってしまい、しっかり差し込むことができなくなりました。

接続部分の先端を削ってしっかり差し込めるようにしました。

わき腹の武装接続は改造パーツセットではφ3mm×2mmとなっています。

最初、その接続方法にしていましたが手などで触れると簡単に動いてしまいます。

そこで、3mmランナーを使用して簡単に動かないよう接続しました。

左腕のパイルバンカー一体型アイアンクローも3mmランナーを使用して前腕に接続しました。

接続位置は下の写真で赤丸で囲った部分に3mm穴を開けて接続しました。

通常のスコープドッグ本体の加工

スコープドッグ本体の加工については下記の記事を参考にしてください。

タイプ30用パーツの加工

ミサイルポッド基部の可動軸には3mmポリ軸を通すよう指示があります。

3mmポリ軸が手元になかったので、コトブキヤのプラモデルの3mmランナーを使用しました。

下の写真のように左右から半分の長さのランナーを差し込むようにしています。

少しランナーを入れたら爪楊枝を使用して慎重に押し込んでいきます。

ランナーを押し込んだ後です。

蓋は塗装後に組み立てます。

フォールディングソリッドシューターの砲身は三分割されており、接続用の凹凸があるのでそのまま接続しました。

うっかりパーツを落としたところ、簡単に凸軸が折れてしまったので、真鍮線で接続するようにしました。

あらかじめ1mm真鍮線で軸打ちをしておけば落としても軸が折れなかったかもしれません。

パイルバンカー一体型アイアンクローは腕との接続を3mmランナーで行い、クロー本体側に(確かガレージキット付属の)2mmネオジム磁石を埋め込みました。

パイルバンカーの通常、射出状態の位置に合うようにパイルバンカーの軸に1mmのネオジム磁石を埋め込み、保持するようにしました。

クロー基部の可動軸は2mm真鍮線を使いました。

肩とスカート部にギルガメス文字で「30」のマーキングはレッドショルダー適正試験仕様付属のデカールのCを加工して貼りました。

ATM-09-TYPE30

これまで製作した緑色のスコープドッグはマーシィドッグ以外、同じ塗料を使用しています。

そこで、タイプ30の下半身をバーグラリードッグやターボカスタムのものに交換してみました。

スパロボ30におけるキリコの搭乗機を並べて。

カラーガイド

レジンパーツはプライマーサーフェイサーを、プラパーツは下地にサーフェイサー 1000を吹いてから、肩と肘のポリパーツはミッチャクロン、サーフェイサー 1000の順に吹いてから各色を塗装しました。

緑:ガイアノーツ AT-01 グリーン

薄緑:ガイアノーツ AT-02 ライトグリーン

ターレット周り:MSグレージオン系

バイザー:MSグレージオン系

銃本体:ガイアノーツ AM-03 オーラダークブルー

銃身:ニュートラルグレー

ミッションパック:MSグレージオン系

ミサイル弾頭:ブライトレッド

アイアンクロー:AT-04 パープルグレー + ニュートラルグレー

レンズ(緑):クリアーグリーン

レンズ(赤):クリアーレッド

大きいレンズ内:シルバー

中、小レンズ裏:シルバー

上記の塗装後に緑はホワイトとイエローを少し足し、それ以外はクリアーホワイトで適当にグラデーション塗装をして退色表現を行ってみました。

仕上げ

ウォッシング

基本塗装後、ガイアノーツ Ex-フラットクリアーを塗装。

GSIクレオス Mr.ウェザリングカラー マルチブラックを全体に塗り、乾燥後にうすめ液を使用してウォッシング。

トップコート

未使用のガイアノーツ Ex-10 Ex-フラットクリアー プレミアムにこれも未使用のMr.カラー なめらかスムースを1ビン混ぜたものをプロユースシンナーで希釈し、トップコートして仕上げました。

クリアーパーツはEx-クリアーでトップコートし、100円ショップのエポキシ2液混合タイプの強力接着剤で接着しました。

今回の記事は以上になります。

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