スペアボトルに代用できる100円ショップ インテリアミニボトルのご紹介

インテリアミニボトル 塗料 スペアボトル 代用

調色したプラモデル用塗料を保管する際に欠かせない「スペアボトル」。しかし、数をそろえると意外とコストがかかるものです。そんな悩みを抱えるモデラーにおすすめなのが、100円ショップで手に入る「インテリアミニボトル」。この記事では、実際に代用品として使えるかを検証し、コストを抑えながら効率よく塗料を管理する方法を紹介します。

目次

インテリアミニボトルを探そうとした切っ掛け

これまで塗料を混ぜて塗装するときは、主にタミヤのスペアボトル(計量目盛つき)の23ccを使用していました。

これより小さい軽量目盛りつきスペアボトルが近くのお店には置いていないため、一番小さいスペアボトルがこれになるためです。

少量混ぜた塗料を使う際にはこれでも大きく、場所を取るため何かいい代用品がないか探していました。

100円ショップ セリアでちょうどいいものを見つけたので、使えるか試してみました。

ミニボトル 20 約20ml×3Pという商品です。

同じシリーズに約30ml×2Pという商品もあります。

ダイソーでも同じような商品を見つけました。

商品本来の使用方法でないため、自己責任で使用しています。

ミニボトルについて

石油類などを大量に含むものは入れないでくださいと記載されています。

キャップ裏にはポリエチレン製のパッキンが付いています。

塗料を入れてひっくり返してみても、塗料がこぼれることはありません。

完全密封ではないと記載がありましたが、一応大丈夫そうです。

ミニボトルに塗料を入れてから半月以上たちましたが、スペアボトルが溶けて塗料が漏れるなどは起こっていません。

ミニボトルの使い方

最近完成させたスコープドッグ(エイジ機)用の塗料を混ぜて作るときに使用しました。

複数の塗料を1つ何%という割合で混ぜなければならなかったので、ミニボトルの底を基準に2mmごとに外側にマジックで目盛りを書きました。

これを基準に塗料を混ぜて塗装しました。

エアブラシで吹く際、塗料を薄めるのにもこの目盛りは使えました。

このミニボトルは透明な素材から作られており、中身が見えるため、どの色が入っているか一目で分かります。

これは複数のボトルを使用する際に便利であります。

当初、側面にマスキングテープを貼ってそこにマジックで塗料名を書いていました。

スペアボトルが増えてくると側面より蓋に書いてある方が判別しやすいと分かり、蓋にマジックで塗料名を書くようにしました。

ボトルを収納できるケース

このボトルは縦長で少しのことで転がってしまい、保管するのにはケースにまとめた方が楽だと思います。

家にあったケースに入れてみたところ、一応入ったので紹介します。

セリアで販売されている、ヴィフクリアボックス9という商品です。

マニキュアのビンを入れておくケースのようです。

左右のしきりには何とかボトルを入れることができます。

中央のしきりは狭くなっており、ボトルをしまうことができません。

そこで中央はピンセットやエナメル塗料のビンを入れてみました。

少なくとも6個はボトルを入れられます。

しっかり固定されるので、転倒することは無くなりました。

容器が透明なので、塗料の残量も分かりやすくて便利です。

他にも100円ショップには様々な容器があるので、ボトルにある容器を探してみてはいかがでしょうか。

使ってみての感想

スペアボトルの代わりに100円ショップの「インテリアミニボトル」を活用することで、コストを大幅に削減しつつ、塗料の保管や混色にも問題なく使用できることがわかりました。
高価な専用品をそろえなくても、アイデア次第でモデリング環境を快適に整えられるのが100均活用の魅力。塗料管理に悩む方は、ぜひ一度インテリアミニボトルを試してみてください。

ラッカー塗料を入れるのは少し不安でしたが、今のところ問題なく使えています。水性カラーなら、ラッカー塗料よりは安心して入れることができるでしょう。

素材は本体がPET、キャップがアルミニウムで、ガラス製のスペアボトルに比べて破損する危険性が低いのでケガをする可能性も低いと思います。

使ってみて、ほんの少し混ぜた塗料を短期間保管するにはちょうどいいと思いました。

今回の記事は以上になります。

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