プラモデルを始めたいけれど、どんな工具を揃えればいいか分からず、無駄なものまで買ってしまいそう…と不安に感じていませんか?
特に最近は「接着剤不要」のキットが中心なので、どこまで道具が必要なのか判断しづらいですよね。
そこで本記事では、初心者がまず揃えるべき工具を“6つだけ”に厳選して紹介します。
どれも使いやすく、価格も手頃で、接着剤なしのプラモを快適に組み立てられるアイテムです。
この記事を読めば、無駄な出費を防ぎつつ、安全で快適にプラモデルをスタートするための最適な工具セットが分かるようになります。
初心者がまず揃えるべき工具は「6つだけ」でOK
接着剤不要のプラモデル(ガンプラ・コトブキヤ・タミヤの多くのスナップフィットなど)は、
最低限の工具だけでも問題なく完成できます。
必要なのはこの5つだけ:
①ニッパー
②デザインナイフ
③ヤスリ
④ピンセット
⑤カッターマット
⑥パーツセパレーター
これだけで安全かつ綺麗に制作できるため、初心者には最も無駄のない構成です。
必要な工具①:ニッパー
● なぜ必要?
ランナーからパーツを切り離す工具。
切れ味が悪いものを使うと白化・破損しやすいので、初心者こそ品質が大事。
● 選び方
- 刃が薄いものほど綺麗に切れる
- 3000円前後で十分高品質
- 片刃ニッパーがゲート跡が残りにくく初心者に優しい
● おすすめ商品
- ゴッドハンド GH-PN-120(入門用の傑作)
- タミヤ 薄刃ニッパー(定番で扱いやすい)
必要な工具②:デザインナイフ
● なぜ必要?
ニッパーだけではどうしてもゲート跡が残るため、仕上げに必須。
パーティングライン処理にも対応できます。
● 選び方
- 握りやすく滑りにくいグリップ
- 刃の交換が簡単
- 安全キャップが必須(初心者のケガ防止)
● おすすめ商品
- オルファ アートナイフ 10B
- タミヤ モデラーズナイフ
必要な工具③:ヤスリ(スポンジ + 硬めの平面ヤスリ)
ゲート処理やパーツの表面仕上げには、スポンジヤスリ+硬めの平面ヤスリの両方があると作業が一気に楽になります。
スポンジヤスリは曲面の処理に強く、初心者でも扱いやすいのがメリット。
対して、ゲート跡の“根元だけをしっかり落としたい”場合は、硬いベースのヤスリがあると作業の精度が段違いに上がります。
■ 狭い部分に抜群の使いやすさ:WAVE ヤスリスティック ハード4 先細型 #400
私が特におすすめしているのが、WAVE ヤスリスティック ハード4(先細型)#400 です。
先端が細く、ガンプラやメカ系キットの奥まったフレーム部分や細い溝にも入り込むため、かなり重宝します。
■ 反った硬質ベースは「欠点」ではなく「特徴」として活用できる
このヤスリは、中央の硬質ベースがわずかに反っている個体が多いのですが、この反りは実は作業に有利に働きます。
▼ 反りを活かした使い方
- 外側(凸側)を当てると、削る面積が極端に狭くなる
→ ゲート跡の“根元だけ”をピンポイントで削れる
→ パーツの形を崩しにくい - 微妙な曲面に沿わせて削れる
→ まっ平らすぎるヤスリでは当てにくい部分に便利
▼ 真っすぐにしたい場合は?
- 手で軽く逆方向に曲げて矯正すればストレートに戻せる
- しっかり平面を出したい場合は、金属定規で押し伸ばすように曲げると安定
▼ どっちが正しい?
どちらも正しい使い方です。
- ピンポイント削り:反りをそのまま利用
- 平面を整える:反りを矯正してフラットにする
この“使い分け”ができるため、1本で作業の幅が非常に広がります。
■ 番手の目安
- #400:ゲート跡の最初の削り
- #600–#800:中仕上げ
- #1000前後:最終調整(必要に応じて)
「スポンジヤスリ+硬めのヤスリ」セットを揃えておくと、ほぼすべての素組み作業に対応できます。
必要な工具④:ピンセット
● なぜ必要?
小パーツ・シール・デカール作業では必須。
初心者ほど手でつかむと落としたり、シールをぐちゃぐちゃにしがち。
● 選び方
- 先端精度が高いもの
- カーブ or ストレートは好みで
- サビに強いステンレス製が扱いやすい
● おすすめ商品
- タミヤ 精密ピンセット(先丸/ツル首タイプ)
- タミヤ デカールピンセット
必要な工具⑤:カッターマット(安全・机保護・パーツ飛び防止)
● なぜ必要?
初心者ほど作業机を傷つけたり、刃が滑ってケガしがちですが、カッターマットがあるだけで大幅に防げます。
- 刃が滑らない → ケガ防止
- 机が傷つかない
- パーツが飛びにくい
- 接着剤不要キットでも作業効率UP
● 選び方
- A4サイズが最適
- 厚さ2mm以上
● おすすめ商品
- タミヤ カッターマット A4
必要な工具⑥:パーツセパレーター(パーツオープナー)
初心者ほど作業中に 「パーツを逆に付けた」「挟み忘れたまま閉じてしまった」 というミスが起こりやすいです。
スナップフィットキットは一度はめると非常に固く、指だけで外そうとすると パーツ破損や軸折れの原因になります。
そんなときに便利なのが パーツセパレーター(パーツオープナー) です。
薄い樹脂製の刃を隙間に差し込み、テコの原理で安全に外せるため、初心者の “やり直しのしづらさ” を完全に解消してくれます。
▼ おすすめ品
- バンダイスピリッツ パーツセパレーター
樹脂製のためパーツに傷がつきにくい。
- ウェーブ パーツオープナー
金属製で力をかけやすいが、パーツを傷つけやすい。
1つ持っておくだけで、作業ストレスが大幅に減り、初心者でも安心して組み立てが進められます。
まとめ
接着剤不要の初心者向けプラモデルなら、最初に必要なのはこの6つだけです。
難しい工具を無理に集める必要はありません。
まずは最低限の工具で始めて、必要になったら少しずつ追加していけば十分です。
今回の記事は以上になります。

