1/24 スケールで1体を徹底的に作り込みたい
そんなモデラーに向けて、ウェーブ の 1/24 スコープドッグ を
スコープドッグⅡ仕様のカラーリングで製作しました。
今回は、
黒立ち上げ → 退色 → ウォッシング → スポンジチッピング → 砂系フィルタリング
という多段工程で、1/35では出せない重厚さを追求しています。
完成写真と合わせて、
使用カラー・塗装レシピも完全公開 しているので、
これから1/24を作り込む方はぜひ参考にしてください。
完成写真ギャラリー
ATM-09-RSCとは
装甲騎兵ボトムズ TVシリーズ第10話「レッド・ショルダー」に登場する、
キリコが自ら改造したスコープドッグ。
ジャンクパーツを寄せ集めて作り上げた機体で、
本来右肩が赤いレッドショルダーを、
バニラの勘違いにより左肩が赤く塗られているのが特徴。
今回の製作コンセプト
レッドショルダーカスタムは市街地で運用された機体という設定を踏まえ、
砂埃の強い環境で使用された スコープドッグⅡ や ターボカスタム のように、
Mr.ウェザリングカラー サンディウォッシュ などの砂系ウェザリングはあえて使用していません。
その代わり、今回は “使用感は出しつつも、汚れすぎない市街地戦の質感” を狙い、
マルチブラックによるウォッシング とファレホのスポンジチッピング に処理を絞りました。
結果として、過度な砂汚れに頼らず、戦闘での擦れや金属疲労だけを表現した、
落ち着いたリアル感を再現しています。
ボックスアートや完成見本の左肩前側に黄色のマーキングがあります。
劇中でバニラが左肩を赤く塗装した後にすぐに出撃したので、
マーキングも塗りつぶしているものとし、マーキングデカールは貼りませんでした。
完成写真ギャラリー














これまで完成させたWAVE 1/24のキットを並べて。

1/24 マーシィドッグとラビドリードッグを製作してこの2機と並べたいところです。

カラーガイド(カラーレシピ)
下地(クリアーパーツ以外)
- サーフェイサー1000
- Ex-ブラック → 全体黒立ち上げ
本体色
- 緑:ガイアノーツ AT-01 グリーン
- 薄緑:ライトグリーン AT-02 ライトグリーン
- 左肩アーマー:ブライトレッド
- ターレット周り:AT-04 パープルグレー
- バイザー、ミッションパック、ターンピック:AT-03 ブルーグレー
武装
- 銃本体:AT-05 ダークブルー
- 銃身:AT-04 パープルグレー
- 腰サイドアーマーマガジン:AT-01 グリーン
- 9連ミサイルポッド前後:AT-03 ブルーグレー
- 9連ミサイルポッド本体:AT-05 ダークブルー
- 9連ミサイルポッド弾頭:ブライトレッド
- 2連ロケットランチャー本体:AT-03 ブルーグレー
- 2連ロケットランチャー弾頭:ブライトレッド
- ガトリングガン銃身:AT-05 ダークブルー
- ガトリングガン本体:AT-03 ブルーグレー
- ソリッドシューター銃身:AT-04 パープルグレー
- ソリッドシューター本体:AT-05 ダークブルー
センサー類
- レンズ(緑):クリアーグリーン
- レンズ(赤):クリアーレッド
- 大、中レンズ内モールド:GSIクレオス UM01 Mr.カラー ウルトラメタリック ウルトラシルバー
- 小レンズ裏:GSIクレオス UM01 Mr.カラー ウルトラメタリック ウルトラシルバー
ウェザリング工程
●デカール → つや消しコート( Ex-フラットクリアー プレミアム + なめらかスムース)
●ウォッシング
- Mr.ウェザリングカラー マルチブラック
- 100均メイクアップ綿棒で拭き取り
- 乾燥後につや消しコート( Ex-フラットクリアー プレミアム + なめらかスムース)
●チッピング
- Vallejo ドイツ迷彩ブラック
- ちぎったスポンジでランダム配置
- “エッジのみ少量”がリアルに見えるコツ
トップコート
ガイアノーツ Ex-10 Ex-フラットクリアー プレミアムにMr.カラー なめらかスムースを1ビン混ぜたものをプロユースシンナーで希釈し、トップコートして仕上げました。
WAVE 1/24 スコープドッグ レッドショルダーカスタムは買うべき?
◆メリット
- 組みやすい
- 細部のディテールが美しい
- ATカラーとの相性が抜群
- 武装が多く、遊べる
- 作例映えする
◆デメリット
- 製作ボリュームがある
- 部分的に合わせ目処理が必要
- 塗装工程は重め
結論:「手間をかけてカッコよく仕上げたい人」には最高のキット。
まとめ|RSCを本気で仕上げたいモデラーへ
WAVE 1/24 スコープドッグ レッドショルダーカスタムは、
ATカラーとの組み合わせで驚くほど渋い仕上がりになります。
この記事のカラーガイド・仕上げ工程を活かして、
ぜひ自分だけのRSCを完成させてください。
武装の色の塗り分けや退色表現を丁寧に積み重ねることで、
重量感のあるレッドショルダーカスタムが手元に誕生します。
今回の記事は以上になります。
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