ウェーブより発売の1/35 マーシィドッグ[ST版]を製作しています。
塗装して完成させるにあたって行った加工を書いていきます。
頭部の加工
ターレットレンズの標準レンズはST版ではクリアーパーツではなく、精密レンズ・広角レンズはレンズパーツがありません。
精密レンズは2.5mmの穴を、広角レンズは1mmの穴を開け、H・アイズに置き換えます。
使用したH・アイズは大きい方から4mm、2.5mm、1mmです。
4mmのH・アイズは標準レンズの基部の内径より少し大きいので、周りを少し削って調整しています。
塗装を終えてから接着します。
側面にあるアンテナ裏には押し出しピン後があるので、黒い瞬間接着剤で埋めました。
腕部の加工
腕部はクリアランスの確保と肩のポリキャップ隠しをメインに加工を行いました。
肩アーマーは接続穴下を切り欠いて後ハメ加工を行いました。
肩アーマーの接着面のリベットは削り落とし、R・リベットの1.2mmに交換。
肩はポリキャップの可動部分を削ってクリアランスを確保しました。
WAVE 1/35 ボトムズのプラモデルは肩と胴体を繋ぐポリキャップはむき出しで、塗装を行うと色合いに違いが出るので、ミッチャクロンを使用して塗装しています。
ミッチャクロンの食いつきをよくしようと、ポリキャップ全体にヤスリ掛けを行いました。
肩のポリキャップ用カバーを製作しました。
使用したのはWAVE プラ=パイプ 肉薄 外径 7.0mmです。
肩の内部パーツもポリキャップとの隙間が無いので、接触しそうな箇所を削り落としました。
完成後は見えなくなるため、雑な仕上がりです。
上腕は左右の面を削り、前腕部とのクリアランスを確保。
前腕部に当たりそうな部分から下だけを削りたかったので、マスキングテープで削りたくない部分を保護してからクリアランスの確保を行うようにしました。
これで上腕の側面をすべて削って、腕が細くなってしまうのを防ぐことができました。
手首のパーツは5.5mmドリルで手首の穴の内径を広げ、ハンドパーツを差し込む際の隙間を作りました。
ヘヴィマシンガン持ち手用の手首はパーツG9を使用しています。
握りこぶしはパーツの合わせ目に段差が出来てしまいます。
パーツ接着後、黒い瞬間接着剤を使用して隙間を埋めました。
凸モールドはR・リベットの2mmに交換しました。
脚部の加工
スネの加工
スネパーツに挟み込む黄緑色のパーツ(L2,L4,L6,L10)の接続軸をカットして後ハメ加工を行いました。
これで塗装後にスネに接続できます。
足の加工
加工した後のパーツ構成は下の写真のようになります。
足首のパーツは上下を接着。
WAVE 1/35 スコープドッグ系の定番と化した加工で、3mmの穴を開けた1mm厚のプラ板を噛ませ、脛を接続するようにしました。
足底のパーツは接続軸を短くカットすることで、仮組した後に分解しやすくしました。
ミッションパックの加工
ミッションパックを普通に組むとパーツの合わせ目がでてしまいます。
下の写真のように背中に接続する部分のパーツを接着。
エアタンクパーツの接続ピンを削って後ハメ加工を行いました。
背中に接続する緑のパーツ
下の写真の様にパーツを接着。
中央の穴のある面にはパーツの合わせ目が目立つので、黒い瞬間接着剤で埋めました。
エアタンクの入る部分は隙間が無いので、塗装後に接続する際に塗料が剥がれないよう、エアタンクが入る周辺を削っています。
エアタンクパーツ
上側の接続ピンを綺麗にカット。
エアタンクとホースの間のパーツ
一度パーツを組んだ後、パーツを分解することができなくなるので、前後のパーツの接続軸は短くカット。
武器の加工
ヘヴィマシンガンの加工
フォアグリップの基部を加工しました。
ヘヴィマシンガン内部のフォアグリップが収まる部分に隙間が無く、塗装してフォアグリップを回転させると塗装が剥がれそうです。
ここは完成後に見えなくなるので、上の部分を切り取ってしまいました。
これでフォアグリップを回転させた際に塗装が剥がれる恐れが無くなりました。
今回の記事は以上になります。
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