WAVE + くらぶファンタスト 1/35 スコープドッグ ターボカスタム ISS仕様 製作記事

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今回は、WAVE 1/35 スコープドッグ ターボカスタム ザ・ラストレッドショルダー Ver.と「くらぶファンタスト」製のISS仕様用改造パーツセットを使用した「1/35 スコープドッグ ターボカスタム ISS仕様」の製作記事です。

本記事では、WAVE 1/35 スコープドッグ ターボカスタム本体の製作は過去記事へのリンクで対応し、改造パーツの組み込みや調整、塗装やマーキングに関する内容を中心にお届けします。

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ターボカスタム本体の加工

通常のターボカスタムと違う部分があるため、説明書通りに製作してはいけない箇所があります。

ISS仕様のターボカスタムにはスモークディスチャージャー付きの左肩、ミッションパックすべて、SMMミサイルランチャーを使用しません。

左肩アーマーは通常の肩アーマーを使用し、わき腹のパーツには2mmの穴を開けません。

▼それ以外のスコープドッグ ターボカスタム本体の加工はこちらの記事をご覧ください。

用意したプラモデル、パーツ

WAVE 1/35 スコープドッグ ターボカスタム ザ・ラストレッドショルダー Ver.[PS版]

くらぶファンタスト スコープドッグ ターボカスタム ISS仕様用改造パーツセット

WAVE PCシリーズ PC-03

ISS仕様用改造パーツの加工

肩アーマーの加工

肩アーマーに取り付けるフックが改造キットに付属しています。

そのまま接続しようとすると、肩アーマーの方の接続穴が小さく、フック基部の直径が大きくて肩アーマーに当たってしまい、フックをしっかり差し込むことができません。

肩アーマーを加工してフックを取り付けられるようにします。

1mmピンバイスを使用してフックを差し込む穴を広げます。

フックが接触する部分を削ります。

下の写真のようにフックが密着できるまで、肩アーマーを削ります。

腕部の加工

前腕部左右のパーツは下の写真のように上腕中央のパーツに入るピンの中央に1mmの穴を開け、1mm真鍮線で接続するようにしました。

改造パーツセットには手首のパーツも付属していましたが、使用しませんでした。

形状的にキットのものとあまり変わらない、小さいレジン製のパーツなので、落としたりしたら壊れやすそうなど考えてそうしました。

ミッションパックの加工

ミッションパック左右ハードポイント部分にはWAVE PC-03のAの軸を切り取り押し込むと指示があります。

指示通りにWAVE PC-03のAの軸を切り取って入れてみました。

入りきらず出っ張ってしまいます。

WAVE PC-03のBの軸を切り取って入れてみたところ、ピッタリ入りました。

ここは指示が間違っていると思われます。

スコープドッグ背中に接続するパーツ内にネオジム磁石を仕込みました。

外側にあるネオジム磁石がある辺りの中です。

ミッションパック本内にも仕込みました。

接続するときにネオジム磁石でしっかり固定できるだろうと思い仕込みましたが、マガジン以外のミッションパック本体は1色で塗装しましたので、降着状態にしないのなら接着したほうが手間が少なかったと後から思いました。

マガジン中央のパーツを接続する位置は厚みが殆どないので、何かあったらその薄い部分が取れてしまいそうなので、内側に1mmプラ板を瞬間接着剤で接着し、マガジン中央のパーツを1mm真鍮線で接続しました。

塗装後に組み立てるように接続軸を追加したりしましたが、マガジンを取り付ける部分以外は接着して塗装すれば楽だと後で気がつきました。

12連ミサイルポッドの支柱接続部分も薄くて耐久に不安がありました。

1mmプラ板で補強することにしました。

プラ板の形状は支柱の凸軸を避け、ミサイルポッド接続部分のへこみより大きめになるようにしました。

塗装後に弾頭パーツを入れて接着。

その後に補強のプラ板を入れて、下から支柱を1mm真鍮線で接続します。

↓塗装後に組み立てた時の写真です。

弾頭パーツはすでにエポキシ系接着剤で固定してあります。

プラ板は瞬間接着剤が外に漏れない様、気を付けて固定しました。

この後、後部パーツをエポキシ系接着剤で接着しました。

ジャイロバランサーの加工

このパーツは上下ともに空洞になっています。

そのまま上下パーツを接着してもいいのですが、上部のモールドの位置が気になり、上パーツを回転させてモールドの位置を調整できた方が後々後悔しないだろうと、接続パーツを自作しました。

上に入れる接続パーツはPC-03プラサポ①の1にプラストラクトφ6.4×375mmを4mmくらい輪切りにしたものを接着。

さらに、WAVE プラ=パイプ【グレー】肉厚 外径8.0mmの内径を削り、6.2mmから6.4mmまで広げて、プラストラクトφ6.4を差し込み接着。

上パーツに差し込むと少し隙間があるので、黒い瞬間接着剤をプラ=パイプの側面に着け、厚みを増して隙間を埋めました。

PC-03プラサポ①の1に3mmランナーを差し込んで下との接続軸にしました。

下に入れる接続パーツはPC-03プラサポ①の1にエバーグリーンの0.5mmハーフラウンドを4つ接着。

WAVE プラ=パイプ【グレー】肉薄 外径7.0mmを8mmくらいに輪切りにして差し込んで接着。

これで上下パーツを接着せず接続しました。

スネ内側のパーツは何も加工していません。

塗装時の持ち手

塗装する際にGSIクレオス Mr.ネコの手持ち手棒を使用しています。

改造パーツを塗装する際にどうやって持ち手に掴ませているかの写真を載せます。

塗装する際に参考になれば幸いです。

肩のフックは多少広がって破損が怖かったですが、破損せず組み立てることができました。

スネ内側パーツは5mmプラ角棒に両面テープを巻きつけたものを内側に貼って掴めるようにしました。

肘関節は爪楊枝に両面テープを貼って固定しました。

上腕は中央の穴に3mmランナーにマスキングテープを巻き付けたものを差しています。

ジェットローラーダッシュ機構はコトブキヤの2.5mmくらいのランナーを使用しています。

ミサイルポッド本体は長めの3mmランナーに両面テープを巻き付けて内側の角に貼り、保持するようにしました。

ミサイルポッド後ろのパーツも5mmプラ角棒に両面テープを巻いたものを貼って、掴めるようにしました。

ミッションパック上のパーツは完成後に見えなくなる部分を掴みました。

ミッションパック中央はマガジン中央のパーツを接続する1mm真鍮線をクリップで掴みました。

背中に接続するパーツはネオジム磁石を仕込んだので、両面テープとネオジム磁石を付けてクリップで掴めるようにしましたが、完成後に見えなくなるので、5mmプラ角棒に両面テープを巻いたものでもよかったです。

スコープドッグは何度も製作しているので、製作するたびに持ち手を自作するのも手間なので、1度作ったら保管しています。

肩のデカール

説明書に2枚重ねた方がいいと書かれていたので、そのようにしました。

なるべく余白の内容にカット。

下の写真よりさらに余白をカットして貼り付けました。

1枚目を貼り付け。

貼り付けた位置は設定画など見て大体で決めました。

色合いにムラがあるので、もう1枚貼ります。

2枚目重ねて貼り付け。きれいに発色していると思います。

ラッカー系のクリアーを吹くとデカールの文字が溶けるかもしれないと思い、水性トップコートを吹きました。

その後、ラッカー系のつや消しクリアーを吹いたのですが、乾燥時間が短かったのかクリアー層がでこぼこになってしまいました。

ラッカー系のつや消しクリアーを凹んで部分を重点的に重ねて吹いて乾燥させました。

研ぎ出しして凹凸が目立たなくなった後、ラッカー系のつや消しクリアーを吹いて強引にならしました。

かなり近づけて写真を撮ると、デカールの境目が分かってしまいます。

今回の記事は以上になります。

完成した1/35 スコープドッグ ターボカスタム ISS仕様の記事はこちら!

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