コトブキヤの新プラモデルシリーズ ヘキサギアのガバナー アーマータイプ:ポーンA1を製作しています。
同じくコトブキヤから発売のフレームアームズ・ガール 迅雷とサイズ比較してみましたが、全高 約74mmとのことなのでかなり小さいです。
数をそろえて楽しむには定価が1,600円(税抜)とサイズの割には高めなので、もう少し安くならないなと思います。
ガバナーの製作記事は、主に可動部分のクリアランス確保について書いていきます。
1.クリアランスの確保
このキットは肘、膝が挟み込みとなっており、後ハメ加工を行うと関節の強度が落ちてしまうと思い、後ハメ加工を行いませんでした。
胴体は後から組み上げることが出来ますが、関節が可動する部分に隙間がないので、完成後に見えない部分をかなり削りました。
●肘
上腕にある膝関節に干渉する、前腕側の場所を削っていきました。
上の赤線を引いた部分は肘を曲げた際に当たるので、当たらない程度に削りました。
内側は上の写真で赤線を引いた部分に隙間がないので、ルーターなどを使用して削りました。
●膝
膝関節を挟み込む部分で隙間がないので、左右隙間ができるように上の写真で赤線を引いた部分を削り、膝を曲げても塗装が剥がれないようにしてみました。
●胴体
胴体側の腕への接続軸は可動範囲が広いのですが、ここもあまりクリアランスがありません。
上の写真で赤線を引いた部分を削り隙間を作りました。
胴体内側は隙間が全くなかったので、ルーターを使い、穴が開かないギリギリくらいまで削ってあります。
2.軟質素材のヒケ埋め
このキットは頭部や上腕、腹から腰、太ももとハンドパーツ、ヘキサグラムが非フタル酸PVCとなっています。
このパーツはゲート部分が引けているパーツがあるので、黒い瞬間接着剤でヒケを埋めました。
また、首後ろに肉抜き穴が存在するので、ちょうどいいサイズのプラ棒を入れて接着し、形を整えました。
付属の武器やハンドパーツはパーティングラインを整えたくらいで、特に手を加えませんでした。
ガバナー アーマータイプ:ポーンA1の加工は以上です。
非フタル酸PVCのパーツが多く塗装しても、以前製作したスティレットのハンドパーツのようにパーツを曲げたりしたら塗装が割れたりしないか困っていました。
知り合いでガバナーを製作した際にガイアノーツのエヴォブラックで塗装したところ、パーツを曲げても塗料が割れたりしなかったそうなので、塗装する際に試してみようと思います。
ヘキサギア ミニフライングベース <ヴァリアントフォースVer.>
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