ハセガワより発売の1/72 震電を塗装して完成させました。
機体について
九州飛行機という練習機などを製造していたメーカーが戦争末期に試作した局地戦闘機です。
エンテ型というその特異な形状や実戦で使われることが無かったからか、創作や架空の機体として震電の名を付けられた機体が結構存在しています。
震電の発動機をジェットエンジンに換装した震電改や、ゲームにおいて近未来の自衛隊が使用する震電Ⅱなど。
震電2号機 ああっ女神さまっver.なんてものもキット化されています。
また、スカイクロラという作品には震電にそっくりな散香マーク2という機体が登場しています。
艦隊これくしょんにおいても着艦フックと尾翼等を補強したという設定で、震電改という艦上戦闘機として登場しています。
…形状的に着艦フックで着艦は無理だと思いますが、夢やロマンの類ということで。
2023年11月3日公開のゴジラ-1.0にて、主人公の敷島が搭乗。
唯一現存する機体はアメリカの国立航空宇宙博物館で保管されています。
キット、工作について
静岡ホビーショーに間に合わせるために突貫作業で製作したため、後から見たらパーティングラインが残っていたりと加工し忘れたところがありました。
キットは以前の紫電改と比べ、バリはありましたがパーツの合いは少し黒い瞬間接着剤で胴体と主翼の接着面を埋めたくらいで、そんなに悪くありませんでした。
機首の別パーツとなっていた30㎜機銃2門の銃身が長く感じたので、細い棒の部分は切り落として胴体との隙間が無いように接着しました。
1/72 震電
カラーガイド
- 緑:暗緑色(中島系)
- 灰:明灰白色(三菱系)
- 黄:Ex-ホワイト → 橙黄色 + Ex-ホワイト
- 機体内色:コックピット色(三菱系)
- スピナー:赤褐色
- プロペラ:赤褐色
- エンジン:スターブライトシルバー
- タイヤ:タイヤブラック
- ホイール:スターブライトシルバー
- 主脚格納場所内側:青竹色
- 主脚:Ex-ブラック
- 右翼端灯:GXメタルブルー
- 左翼端灯:GXメタルレッド
- 機銃:黒鉄色
仕上げ
塗装後デカールを貼り、乾燥後にEx-クリアーを塗装。
タミヤ スミ入れ塗料(ダークブラウン)でウォッシング。
トップコートにEx-フラットクリアー(フラットベース2倍)を塗装。
張り線(アンテナ)をモデルカステン製のメタルリギング0.3号を使用して再現。
今回の記事は以上になります。
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