今回製作した戦闘機は、ブラウザゲーム 艦隊これくしょんに登場する、紫電改二という艦上戦闘機です。
ハセガワから発売されている1/72 紫電改を改造して製作しました。
機体について
型名:紫電改二
製造者:川西航空機(現在の新明和工業)
機体略号:N1K3-A
連合軍側コードネーム:George(ジョージ)
注:if機体
実際の紫電改二は試製紫電改二という2機のみ作られた試作機で、正式採用はされていません。
なので、本来の機体色は黄色がメインのカラーリングになっています。
東京湾で行われた着艦試験で空母信濃に着艦を行ったという記録が残っています。
その後、どうなったか分からないので、信濃とともに沈んだのでしょうか。
キットについて
キットの出来は悪く、主翼は上下で接着するのですが、正面から見て右の主翼の機銃の基部が半径分胴体側にずれており、そのまま主翼を接着すると上下のモールドの位置が大幅にずれてしまいます。
なので、機銃の基部を削り、1㎜プラ棒から作り直し。
20㎜機銃はファインモールドの真鍮製のものを使用しました。
紫電改二はエンジンの取り付け位置を150㎜前に伸ばして13㎜機銃を機首に積んだとのことなので、操縦席前で前後に切り、2㎜プラ板を接着して延長。
延長したあたりにモールドを追加。
エンジンカウルにそれらしく機銃のモールドを彫りました。
下面の合いが悪くなってしまった部分はポリパテで成形。
エンジンカウルは金型のずれが結構あり、少し捻らないときれいに取り付けられなくなっていました。
修正すると大掛かりになりそうだったので、機体の左右でパネルラインがおかしくなりますが、そのまま接着しました。
1/72 紫電改二
アオシマより1/72 紫電改2 信濃搭載機が発売されましたので、作るならこちらからの方が楽かと。
もう少し早く出てくれれば…(^^;
永遠のゼロ戦 プラモデルという雑誌(?)に付録としてついていた飛行甲板に載せてみました。
空母赤城の甲板でしょうか。
翔鶴型空母の飛行甲板でした。
自作デカール
主翼の形式番号や、尾翼の所属番号はミラクルデカールを使用して作成。
白はアルプスのMD-5500の特色ホワイトで作成。
黄色はMD-5500で製作した白いデカールを貼り、その上にインクジェットプリンターで印刷した黄色のデカールを重ねて再現しました。
尾翼の黄色いラインは塗装で、それ以外はキット付属のデカールを使用。
史実では黄色い試作機カラーだったと思いますが、艦これでは緑色なのでいつもと同じ塗料を使用して塗装しました。
カラーガイド
- 緑:暗緑色(三菱系)
- 薄緑:灰緑色
- 黄:Ex-ホワイト → 橙黄色
- スピナー:暗緑色(三菱系)、Ex-ホワイト
- プロペラ:赤褐色
- エンジン:シルバー、黒鉄色
- 排気管:焼鉄色
- タイヤ:タイヤブラック
- ホイール:シルバー
- 主脚格納場所内側:青竹色
- 主脚:Ex-ブラック
- 右翼端灯:GXメタルブルー
- 左翼端灯:GXメタルレッド
- 尾灯:スターブライトシルバー
- 機銃:黒鉄色
仕上げ
塗装後デカールを貼り、乾燥後にEx-クリアーを塗装。
タミヤ スミ入れ塗料(ダークブラウン)でウォッシング。
トップコートにEx-フラットクリアー(フラットベース2倍)を塗装。
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