山田化学株式会社の「プラモデル用 連結ディスプレイベース」に電飾と塗装を施し、格納庫風にカスタマイズしました。
電飾には、工具や塗料を除けばほとんどのパーツを100円ショップで揃えられる手軽な素材を使用。
シンプルなベースを“光と塗装”で劇中ジオラマのように仕上げる過程を紹介します。
電飾工作
LEDはセリアで販売されているLEDケーブルライト ホワイト 6灯点灯を使用。


電池は必ず新品のマンガン乾電池を使用してとのことなので、これもセリアで購入。
連結ディスプレイベースを2つ用意して、台座と天井になるパーツを2つ使用しました。
天井にする方は上の面に開いている3mm穴を貫通させ、5mmまでドリルを使用して拡張。
LEDのところが5.4mmくらいなので、丸い鉄ヤスリを使ってLEDがしっかり固定できるまで穴を広げました。



LEDケーブルライトをつけてみました。

2つは余分なので、4つ目と5つ目の間で線をカット。

後はベースのパーティングラインを目立つところだけ削ってから塗装に入りました。
連結ディスプレイベース






ベース周囲を囲う
100円ショップ セリアで見つけたカラーボックス用マルチケース「スリム」の中に電飾した連結ディスプレイベースを入れてみました。


カラーボックス用マルチケース「スリム」は組み立てて立てて使用しています。
正面以外の面はある程度遮光できるようになりました。

蛍光灯をつけてLED発光

写真では分かり辛いですが、周囲を黒いもので囲った結果、発光が分かりやすくなったと思います。

このマルチケースは展示会などで連結ディスプレイベースの発光ギミックを見せたい時に使えそうです。
ディスプレイベース上のコードがごちゃごちゃして気になったので、隠すことにしました。
カラーボックス用マルチケース「スリム」をもう一つ購入して加工します。
背面にしている底板の上に切り込みを入れ、コードを通すところに穴を開けます。
コードを通す高さはディスプレイベースの天面くらいの位置です。

コードに高さに合わせてケースにも電源ボックスを通せる穴を開けます。

底板の2枚目を幅約55mmで切ります。


ケースに入れたディスプレイベースの天面から出ているコードを隠すように、切り出した底板を置きます。

これならLEDのコードがむき出しより見栄えがいいと思います。

カラーガイド(カラーレシピ)
GSIクレオス Mr.サーフェイサー 1000を吹いてから塗装しました。
全体:Ex-ブラック → MSグレージオン系
仕上げ
ウォッシング
タミヤ スミイレ塗料(ブラック)でウォッシングを行いました。
トップコート
トップコートはガイアノーツ Ex-09 Ex-セミグロスクリアープレミアムにGSIクレオス なめらかスムースを1:1で混ぜたものを塗装。
まとめ
山田化学の「プラモデル用 連結ディスプレイベース」は、手軽に改造を楽しめる良キットです。
今回紹介した電飾や塗装方法は、他のスケールベースにも応用可能。
100円ショップの素材をうまく取り入れれば、低コストでも“映える展示台”を作ることができます。
工作が苦手な方はLED付き格納庫はいかがでしょうか。
今回の記事は以上になります。
プラモデル用 連結ディスプレイベースのレビューはこちら!


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