プラモデル製作において、穴あけ作業は重要な工程のひとつです。特に、改造やディテールアップの際には、正確で安定した穴あけが求められます。
ダイソーで販売されていた、「差し込み式精密ドライバー」を見かけなくなり、今持っている「差し込み式精密ドライバー」のハンドル部分が壊れた時のことを考え、ダイソーの六角ビット付きドリル刃用のドライバーハンドルを探していました。
そこで今回は以前紹介したダイソーの六角ビット付きドリル刃(2.0mm~5.0mm)とANEX 精密ドライバーハンドル No.3610-Hを組み合わせた、コストパフォーマンス抜群のドリル作業環境をご紹介します。
ANEX No.3610-Hの特徴と利点
まず、ANEXの精密ドライバーハンドル No.3610-Hですが、これは一般的なピンバイスとは異なり、6.35mm六角ビットに対応したドライバーハンドルです。このツールがプラモデル製作に適している理由を紹介していきます。


✅ 他のドライバーハンドルとの比較
以前、100円ショップで購入した差替え式ミニドライバーと差し込み式精密ドライバーのハンドル部分と比較しました。

差替え式ミニドライバーより長く、差し込み式精密ドライバーより短い全長78mm。
ダイソーの六角ビット付きドリル刃の3mmを接続してみるとハンドル内に25mmくらい入り、穴を開けるのにちょうどよい長さです。

✅ 回転キャップでスムーズな作業
このドライバーハンドルには、底面が回転するようになっています。
手のひらでドリル刃を取り付けたハンドルを穴を開けるパーツに押し当てながらドリル刃を片手で安定した操作が可能となり、もう片方の手でパーツを押さえながらスムーズに作業をすることができます。
✅ 握りやすいグリップで安定感抜群
No.3610-Hのグリップは、適度な太さでしっかり握れる設計になっており、安定した作業が可能です。シンプルな構造ながら、しっかりとしたホールド感があり、正確な穴あけができます。
✅ 6.35mm六角軸ビットに対応!ドリル刃の交換もラクラク
このドライバーハンドルは、6.35mm六角軸のビットに対応しているため、ドリル刃の交換が簡単に行えます。一般的なピンバイスでは、チャックを回して締める必要がありますが、No.3610-Hはワンタッチで着脱できるため、作業効率が格段に向上します。
注意として、奥までビットを差し込むと差し込みがきつく、ビットの抜き差しに力が必要となりました。
ダイソーの六角ビット付きドリル刃(2.0mm~5.0mm)の魅力
以前紹介しました、ダイソーで販売されている六角ビット付きのドリル刃(2.0mm~5.0mm)は、一般的なピンバイス用の細いドリル刃とは異なり、六角軸を持ったドリル刃なので、ANEX No.3610-Hとの相性が抜群です。

✅ 低価格で手軽に入手可能!
100円ショップのダイソーで購入できるため、コストを抑えながらドリル刃を揃えることができます。
通常、精密ドリルセットは数千円することもありますが、ダイソーのドリル刃なら手軽に試せるのが魅力です。
✅ 六角軸でしっかり固定、安定した穴あけが可能
六角軸のドリル刃は、ANEX No.3610-Hにしっかりと固定されるため、作業中にドリル刃がズレる心配がありません。これにより、狙った位置に正確に穴を開けることができるのです。
✅ 2.0mm~5.0mmのラインナップで幅広い用途に対応
2.0mm~5.0mmのサイズ展開なので、
- 2.0mm … ピンバイス作業、プラ材の穴あけ
- 3.0mm … メカディテール追加
- 4.0mm~5.0mm … ポリキャップや関節の改造
といった用途に幅広く対応可能。特にガンプラの改造やディテールアップに活用できます。
ANEX No.3610-H × ダイソー六角ビット付きドリル刃の組み合わせでできること
この2つを組み合わせることで、従来のピンバイス作業と比較して、以下のようなメリットがあります。
- 作業が速くなる → ドリル刃が6.35mm六角軸のビットに対応していてワンタッチで着脱できるため、連続作業がラクに!
- ドリル刃がブレない → 六角軸のおかげでガッチリ固定できる!
- 低コストで導入可能 → 100円ショップのドリル刃を使えば、お財布にも優しい!
- 太めのドリル刃も扱える → 5.0mmまで対応しているので、関節改造などにも活躍!
実際に使ってみた感想と注意点
実際にこの組み合わせを試してみましたが、特に回転キャップ機構の恩恵は大きく、連続して穴を開ける際の手の疲れが軽減されるのを実感しました。また、六角軸のおかげでドリル刃がしっかり固定されるため、ピンバイスのように刃がズレる心配がないのも大きなポイントです。
ただし、注意点として、力を入れすぎるとプラが割れる可能性があるため、ゆっくりと慎重に穴を開けることを意識しましょう。また、細かい穴あけ(2.0mm以下)には向かないため、その場合は通常のピンバイスを併用するのがベストです。
まとめ:コスパ抜群のドリル作業環境を手に入れよう!
ANEXの精密ドライバーハンドル No.3610-Hとダイソーの六角ビット付きドリル刃を組み合わせれば、低コストで快適なドリル作業環境が整います。ピンバイスの作業が苦手な方や、もっと効率的に穴あけをしたい方に特におすすめの組み合わせです。
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もし購入を検討されてるなら、セール期間で購入をされてはいかがでしょうか?
プラモデル製作の効率を上げたい方は、ぜひこのセットを試してみてください!
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