最近のプラモデルは、拡張性を高めるために各部に3mm穴が設けられていることが多く、完成後に「使わない穴が目立つ」と感じる人も少なくありません。
できれば安く、そして自然に塞ぎたい——そんな悩みを解消してくれるのが「3mmビーズ」です。
この記事では、実際に3mmビーズを購入して試した結果をもとに、誰でも簡単にできる3mm穴の処理方法を紹介します。

100円ショップ セリアで見つけたメタリックビーズ ラウンドという商品です。
JANコード 4901367046976
約3mmと約5mmがあり、3mmの方を購入しました。
全身に3㎜穴のあるプラモデル
コトブキヤのフレームアームズやフレームアームズ・ガール、メガミデバイス、バンダイスピリッツのガンプラや30MMなど、全身に3mm穴があり、拡張性が高くカスタマイズが捗ります。
その一方、使用しない3mm穴はそれなりに奥行きがあり、塗装するのに奥まで塗装を吹くのが意外と面倒です。
それぞれのメーカーから3mm穴を埋めるパーツは発売されていますが、数が足りません。
複数購入しようとしても品切れであったり、3mm穴を埋めるパーツで結構な値段になってしまいます。
そこで安く数を揃えられ、3mm穴を埋められるものを探して3㎜のビーズにたどり着きました。
メタリックビーズ ラウンド(約3mm)
アサヒ興洋の製品で、3mmの方は160個入っているようです。
ビーズはガラス製が多かったですが、ABS樹脂製のこの商品を選びました。
ガラスはもし割れたら、破片が刺さったりする可能性があるので除外しました。

ビーズは100円ショップでなくても手に入り、もっと安く多く購入できるものもありますが、よく出かけている100円ショップで購入することにしました。
160個もあればしばらく困らないと思います。
実際に3mm穴を埋めてみた
作業の際、小皿に少し出して爪楊枝を用いました。

パチ組みのポルタノヴァで3mm穴埋めを試してみました。


塗装後に穴埋めを行えば、メタリックのビーズがいいアクセントになると思います。
問題点
この商品には問題点がありました。
サイズに約3mmと記載があるように、サイズが均一でありません。

同じパーツにビーズを入れたのですが、片方は奥までスムーズに入りましたが、片方は径が大きく途中で入らなくなりました。
無理やり押し込むと外せなくなるので、径の小さいものを探さないといけないようです。

途中までしか入らなかった方は外すのに力が要り、爪楊枝が変形するくらいに力が要りました。
奥まで入った方は簡単に取り外すことが出来ました。
3mm穴に入れる前にノギスで直径を測って確認する作業が必要のようです。
まとめ
ビーズの径にムラがあるので吟味しないといけませんが、安く数を揃えるのには適していると思います。
3mm穴をきれいに塞ぐには、専用パーツを使うよりも3mmビーズが手軽でコスパ抜群。
拡張性を損なわずに「見た目を整えたい」と思っているモデラーにとって、3mmビーズは簡単かつ効果的な解決策です。
今回の記事は以上になります。
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