「水転写デカールを貼るときに、台紙から剥がれにくい」「貼るときに位置がずれてしまう」「水分が多くてうまく密着しない」──そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、100円ショップで手に入る 「超吸収スポンジ」 を使って、デカール貼りの失敗を防ぐ方法を紹介します。
水を吸わせたスポンジの上にデカールを置くことで、余分な水分を吸収しつつ、最適な湿り気を保ったまま作業できるため、ズレや白化を防ぎ、貼り付け精度がぐっと向上します。
これまでの水転写デカールの貼り方
これまで水転写デカールは調液皿に水を入れ、デカールを浸した後にティッシュペーパーの上に台紙から浮くまで置いて、キットに貼っていました。

デカールの上に水が被さっていて余分に水が付いていたり、水につけてティッシュペーパーの上に置くのがひと手間かかると思って改善したいと思っていました。
そこで、100円ショップ ダイソーに販売されている超吸水スポンジを試してみようと購入。
水を吸ったスポンジの受け皿に、同じくダイソーにあったトレーも購入しました。

ダイソー 超吸水スポンジ
商品を開封してみました。

水を零さなければいいからと底の浅いトレーにしました。
最初はスポンジを薄くカットすればいいかとカッターで切ってみましたが、途中から殆ど切れなくなり諦めました。

スポンジの水分を乾燥させないために水をスポンジ周りに維持するため、スポンジの高さ以上の深さのトレーの方がよかったかもしれません。
超吸水スポンジのテスト
スポンジに溢れるくらいの水を吸わせ、水転写デカールを置いてみました。

デカールを置く際、スポンジに押し付けて水を吸わせてみました。
そのままデカールを置いておいて、台紙から浮かせることができました。
デカールはメーカーによって台紙から浮く時間が違うので、時間は一概に言えませんが。

まとめ
- 水転写デカールの失敗原因は「水分量のコントロール不足」にあります。
- 超吸収スポンジを水に浸し、その上にデカールを置くことで、余分な水を吸収しながら必要な湿り気だけを残すことができます。
- この方法なら、台紙からスムーズに剥がれ、位置決めも安定し、貼り付け時のズレ・白化・剥がれを防げます。
- 材料はすべて100円ショップで揃うため、コスパも抜群。デカール貼りで苦戦しているモデラーにこそ試してほしい便利テクです。
今回の記事は以上になります。

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